こんにちは。
フルサイズ一眼カメラって高価ですよね。新品を購入しようと思えば20万円、30万円は当たり前にかかります。今ではミラーレス機も続々と登場して選択肢がたくさん増えている。
そんな中で中古カメラ市場を見ていると、中古で10万円を切ってきたフルサイズ一眼が増えてきています。後継モデルの登場やフルサイズミラーレスが新たにラインナップすることによって中古相場が下がっているのです。
そんな中古市場からまだまだ現役で使用できる10万円以下のフルサイズ一眼をピックアップしてみました。
予算10万円で買える中古フルサイズ一眼
2018年11月の中古相場でピックアップしています。時間が経つほど価格が下がり、10万円を切る機種はまだ増えるのでマメにチェックしてみて下さい。
中古相場の価格はマップカメラを参考にしています。
Nikon D610
有効画素数 | 2426万画素 |
発売時期 | 2013年10月 |
ニコンのフルサイズ機でエントリーモデルに位置付けするD610。
2400万画素ローパスフィルター搭載であり、翌年発売されるD750と同等の描写力を誇っている。はじめの1台に向いている無難なスペック。D750に比べてWi-Fi非搭載だったり、高感度に少し弱い部分が気にならない場合はD610はお手頃モデル。
Nikon D800E
有効画素数 | 3630万画素 |
発売時期 | 2012年4月 |
D850の2つ前のモデルとなる3600万画素のD800E。
10万円を切っているお手軽な高画素モデル。Wi-Fiやチルト液晶など、最新の機能が必要なければ十分に活躍できる。ローパスフィルター搭載であったり、発売時期が2012年と古いためシャッター回数が多かったり、マウントゆがみ等の心配もあるので注意したい。
風景写真など高画素を活かせる環境で撮影をするのならかなりお買い得なカメラ。
Canon EOS 6D
有効画素数 | 2020万画素 |
発売時期 | 2012年11月 |
キヤノンの人気フルサイズ機、EOS 6D。
2012年登場だがWi-Fi・GPS搭載、軽量モデルであったりと長年人気モデルであった。2017年に後継機のMarkⅡが登場したため中古相場も下がりお手頃になる。2020万画素に少し物足りなさは感じるが、その他の機能でカバーしている。
SONY α7Ⅱ
有効画素数 | 2430万画素 |
発売時期 | 2014年12月 |
ボディ内手ブレ補正搭載、フルサイズミラーレス機α7Ⅱ。
今話題となっているフルサイズミラーレスだが、この分野ではソニーが先駆者となる。2400万画素クラスでは1つ型落ちモデルのα7Ⅱが10万円を切っている。α7Ⅱは各メーカーから登場している最新ミラーレスと比較しても、バッテリー持ちを含めて引けを取らないスペックである。
おすすめ機種
僕だったらα7Ⅱを選びます。後発で登場した他メーカーのフルサイズミラーレスとスペック比較してみると、まだ現役で活躍できるカメラだと気が付く。(もちろん撮影スタイルによって必要スペックが異なります。)
何よりもα7シリーズには『ボディ内手ぶれ補正』があるので手ぶれ補正のないオールドレンズなども気軽に使えてしまう。このためだけにα7シリーズを選ぶ価値があると思う。
やはりバッテリー面が不安だったり、レフ機が好ましいという場合はEOS 6Dが無難だと思う。高画素機が欲しい場合はD800Eを選ぶことになる。
中古フルサイズ機がおすすめな人
- とにかく予算がカツカツ。
- まだ初心者だけど手頃なフルサイズ機が欲しい。
- 手頃なフルサイズ機2台体制で撮影をしたい。
- サブ機に手頃なフルサイズ機が欲しい。
- 20万のカメラ1台を買うより、10万のカメラ2台を買いたい。
- 良い写真は機材では決まらないからコスパ優先。
- レンズや三脚も同時に揃えたいからなるべくコスパ優先。
どれも現役でメイン使用できる良い機種が揃っているし、コスパを考えれば2台購入ということもできる。最新機種を買っても機能を持て余しては意味がない。
手頃なカメラを選び、レンズや三脚にお金を回すのもアリです。
選び方は自由。自分の必要とするスペックを見極めてカメラ選びをしてみてください。中古フルサイズ機おすすめですよ。
中古ショップなどではシャッター回数などわからないので、手元に届かないとアタリハズレがわからないので少し怖い。オークションやフリマアプリを利用する場合は必ず出品者にシャッター回数を確認したいところ。
【おまけ】中古10万〜15万円で買えるフルサイズ一眼
もう少しで10万円を切りそうだったり、もう少し出せば手の届くフルサイズ機をおまけに紹介します。もう少し余裕があればこちらの方がおすすめです。
D750やD810の買い取りや販売価格の値上がりが確認できます。主要メーカーのフルサイズミラーレスが出揃ったことで手放すユーザーが多く在庫が増えると思いましたが、逆に在庫減少という傾向のようです。
Nikon D750
有効画素数 | 2432万画素 |
発売時期 | 2014年9月 |
ほぼ10万円で手に入るオールマイティなD750。
写真の性能で言えばほとんどD610と同等のスペックだが、Wi-Fi搭載やチルト液晶である点で言えばD610の後継機種とも呼べる良い機種。現在ほぼ10万円まで値下がりしているので、余裕があればD610よりもD750がいい。
というか、2400万画素クラスのレフ機ならD750が一番オススメ。
Nikon D810
有効画素数 | 3635万画素 |
発売時期 | 2014年7月 |
3600万画素ローパスフィルターレスのD810。
高画素モデルとしてはD810からローパスフィルターレスとなるため、余裕があればローパスフィルター搭載のD800EよりはD810の方がおすすめ。全体的にスペックアップはしているが、Wi-Fiやチルト液晶は非搭載なので注意。
Canon EOS 6D MarkⅡ
「EOS 6D MarkⅡ ボディ」の商品検索結果 | マップカメラ
有効画素数 | 2620万画素 |
発売時期 | 2017年8月 |
人気機種EOS 6Dの後継機。
もともと低価格な位置づけのモデルのため現行となる後継機6D2もすでにお手頃な価格帯に落ち着いている。画素数が2600万画素にアップしていたり、バリアングル液晶搭載などさらに扱いやすくなっており、やはり余裕があるのなら後継機のMarkⅡがおすすめです。
描写の評価などからD750に分があるが、そこは好きなメーカーで選んでください。
SONY α7RⅡ
有効画素数 | 4240万画素 |
発売時期 | 2015年8月 |
4240万画素のα7RⅡ。
2400万画素のα7シリーズにたいして高画素モデルとなるα7Rシリーズ。1つ型落ちモデルになるが4240万画素のα7RⅡが15万円以下で手に入る。風景写真で活躍できる。
ソニーのミラーレスは現行のⅢシリーズが如何に優秀であるかが伺える。
まとめ
調べてみると型落ちの機種でもバリバリ現役で使用できるモデルが多いです。無理に最新機種を買う必要がなかったりするので、予算がない方は中古フルサイズ機から探してみてはどうでしょうか。
予算10万前後で購入できる中古フルサイズ機の紹介でした。