こんにちは。
私は職業訓練を受講しながら第二種電気工事士を取得しました。
職業訓練所におけるビルメンコースや電気設備コースでは電気工事士を取得するためのサポートが手厚いので、ほとんどの希望者は取得できます。
ビルメンを目指す方なら必ず取得しておきたい資格です。
- 職業訓練に行けば電気工事士が取得できるの?
- 職業訓練へ入所するおすすめのタイミングは?
- 試験前に職業訓練を退所してしまった場合は?
第二種電気工事士の試験は年2回(上期・下期)の実施です。
試験日程に合わせて職業訓練に入所するのがポイント。
重要な「技能試験」が実施される7月または12月に職業訓練所に在籍しているように入所するのがポイント。試験当日まで手厚いサポートが受けられるでしょう。
職業訓練おすすめの入所タイミング
職業訓練中技能試験を受けるメリット
職業訓練所のカリキュラムに電気工事士の資格取得を目指す授業が含まれています。
講師から1日約5時間の授業や補講を受けて自習も行えば十分過ぎる試験対策が可能。分からないことは質問ができて、過去問題の解説を聞けたりと試験勉強は捗ります。
講師が作成した模擬試験や、技能試験を試験形式で行ってくれたり、本当に至れり尽くせりだった職業訓練。
本来であれば有料でもおかしくない手厚いサポートが受けられます。
むしろ職業訓練所では給付金を受給できるので「お金を貰いながら充実のカリキュラムを受講」という太っ腹な状況になります。
第二種電気工事士を取得するために職業訓練へ行く
意味が分からないほどのお得感です。
技能試験の日程に注意しよう
第二種電気工事士(以下、電工2)の取得を目指して職業訓練に申し込みを考えている方は、まず最初に試験日程をチェックして下さい。
上期試験・下期試験の年2回の試験があります。
上期試験 | 下期試験 | |
---|---|---|
筆記試験 | 5月29日 | 10月30日 |
技能試験 | 7月23・24日 | 12月24・25日 |
外部リンク電気工事士の試験概要はこちら
試験日程は毎年ほぼ同じような時期です。
職業訓練中に如何に練習をできるかが合格のカギになるわけですが、入所タイミングが悪いと合格への手厚いサポートが減ってしまうので注意です。
職業訓練でもっとも恩恵を受けられるのが技能試験。
技能試験のある月に職業訓練に在籍している必要があります。
おすすめの入所タイミング
ほとんどの場合、職業訓練は6ヶ月コースです。
私の入所した職業訓練校「ビルメンコース」の入所月は下記の4通り。
入所月 | 受講期間 |
---|---|
4月 | 4, 5, 6, 7, 8, 9 |
7月 | 7, 8, 9, 10, 11, 12 |
10月 | 10, 11, 12, 1, 2, 3 |
1月 | 1, 2, 3, 4, 5, 6 |
※2022年の場合
- 筆記試験は5月と10月
- 技能試験は7月と12月
よく見ると技能試験日と重なっていない入所月があります。
この場合、受講期間に無料で練習はできますが技能試験当日のための工具、試験前日までの練習のための材料を自分で購入する必要があります。
せっかく無料で手厚いサポートを受けられる職業訓練。
ベストなタイミングに入所したいですよね。
技能試験日と受講期間が重なっていることを確認しよう。
別の地域では入所月が異なる場合があります。
入所月や受講期間をよく確認した上で入所を決めて下さい。
タイミングの悪い入所月について
受講期間を見ると10月と1月の入所はタイミングが悪いことが分かります。
10月入所の場合、入所後すぐに筆記試験があります。
職業訓練への入所前に受験申込みを済ませ、入所前に筆記試験を独学で進めておく必要がありますが、12月の技能試験においては十分なサポートを受けられます。
1月入所の場合、6月までは無料で工具や材料を使い放題で練習できますが、6月いっぱいで退所することで技能試験(7月)の対策が不十分となります。
技能試験のために工具を購入したり、練習を追い込むために材料も必要になります。
しかも職業訓練所の退所時は就職している可能性が高いため、仕事を覚えるのに大変で練習時間を割けなかったり、試験日に休日を取れなかったり不都合が生じる可能性もあります。
- 独学で進めないといけない部分がある
- 工具や材料を購入しないといけない
- 退所時に就職していて練習時間がない
- 就職していて試験日を休日にできない
私の経験上、筆記試験は独学でどうにでもなるので10月入所は大して問題ないかも。
定番の「すい〜っと合格」テキストだけで合格は可能です。
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おすすめの入所月について
4月入所の場合は上期試験(5月と7月)
7月入所の場合は下期試験(10月と12月)
4月と7月の入所は試験対策を十分に受けられるでしょう。
11月には「2級ボイラー技士」の出張試験、「第三種冷凍機械責任者」の試験が控えているので、他ビルメン資格の取得も考えている方は勉強期間の重ならない上期試験を狙うといいでしょう。
私感では4月入所がベストタイミング。
独自で試験対策をしよう
全部入りセットで独自練習
もし技能試験前にタイミング悪く職業訓練所を退所した方、そもそも職業訓練所へ入所する予定のない方、そんな方でもバッチリ試験対策を行うことができます。
技能試験対策【公表問題13題】に対応、必要な工具セットや解説動画などのコンテンツが充実しています。
こちらの技能試験対策セットは自分に必要な組み合わせを選べるのが特徴。
- 工具・材料・教材すべて欲しい
- 工具はあるから材料と教材が欲しい
- 材料だけ追加で欲しい
自分に必要な組み合わせで用意されているので、職業訓練へ通えない方は全部セット、工具は揃えてあるけど練習をもっと増やしたい方は材料だけ買うことも可能。
自分に必要なセットを選びましょう。
定番の通信講座を利用しよう
定番の通信講座「生涯学習のユーキャン」を利用して確実な合格を狙えます。
電気工事士の標準学習時間は8ヶ月。
電気工事士(1種・2種)以外にも、2級ボイラー技士、危険物乙4、電験三種などのビルメン資格の通信講座を提供しています。
資格取得のためだけでなく、
時間をかけて知識を深めて実務に役立てたい方におすすめ。
Amazonでも購入可能
定番のHOZANから工具セット、材料セットが販売されています。
職業訓練所で使用する工具類は基本的にHOZANでした。
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まとめ
せっかく職業訓練所へ入所するのなら、なるべく良いタイミングを選ぶと資格取得が捗りますよ。
ビルメンへの転職を目指して試験頑張りましょう。
重要である「技能試験」が実施される7月または12月に職業訓練に在籍しているように入所するのがポイント。試験当日まで手厚いサポートが受けられるでしょう。
4月入所で上期試験を狙うのがおすすめ。