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【都内ビルメン必須】自衛消防技術試験に1日だけで合格した勉強方法

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東京都内でビルメンをする場合に必須資格となる「自衛消防技術認定」について、前日(1日)の勉強だけで合格できたので、実際の私の勉強方法を紹介します。

誰もが必ずしも1日で合格できるとは限りませんが、これから自衛消防技術試験を受けようと考えている方の参考にでもなれば幸いです。

もくじ

自衛消防技術の試験概要

バナー(試験概要1)

自衛消防技術試験について

自衛消防技術認定は、大規模な建物で火災や災害が起きたとき、現場で初動対応を行うために必要となる資格です。東京都では、自衛消防活動の中核となる要員(中核要員)として、自衛消防技術認定を有する者の配置を義務付けています。

自衛消防技術認定証が必要となる者

  1. 防活動中核要員となる者
  2. 防災センターにおいて監視、操作等の業務に従事し、自衛消防の活動を行う者
  3. 地下駅舎で、自衛消防の組織の長又はこれに準ずる者

令和8年度 受験案内より

試験内容は座学だけでなく、通報や初期消火、避難誘導といった実技が中心で、正直なところ暗記よりも慣れが大事です。防災訓練をきちんとやっている人ほど、「あ、これ現場でやってるやつだ」と感じやすい資格だと思います。

公式HP:自衛消防技術試験 | 東京消防庁

ビルメンも自衛消防技術認定が必要?

東京都内で防災センターに携わる業務をしているビルメンは当資格が必要になります。必須という意味では、自衛消防技術認定だけでなく「防災センター要員」を合わせた2つが必須資格となります。後者は講習資格なので、2日間の講習を受講すれば誰でも取得が可能です。

都内ビルメンは必要となる資格ですが、必須だからこそ会社が費用を負担してくれることが多いです。そして、資格手当の充実しているビルメン会社であれば、自衛消防技術認定は500〜1000円程度の資格手当てが出ます。合格報奨金を貰える場合もあるので、取得タイミングは「会社から取得命令が出れば取りに行く」くらいの感覚でいいと思います。

私が実際に所属したビルメン会社で確認できた資格手当はこちら。

試験日程と申込方法

受験手数料は、5,400円。

試験会場は都内で2箇所のみで、試験は月1〜2回程度の頻度で実施されています。

申込みは、東京都内の各消防署、消防分署または消防発出所で可能の他に、ネットから電子申請も可能です。ネットから申し込む方法が圧倒的に楽です。1日に受験できる定員が限られているので、「空席状況」を確認して早めに申し込むことをおすすめします。

たむ

受験番号は申込順となっています。後述しますが、受験番号は「実技試験」に大きく影響してくる重要ポイントなので注意です。

公式HP:電子申請 | 東京消防庁

試験内容と合格点

試験内容は、大きく分けて3種類あります。

① 筆記試験

3科目、全25問、四肢択一のマークシート方式の筆記試験。

  1. 火災及び自身に関する基礎的な知識(10問)
  2. 自衛消防業務に関する実務(10問)
  3. 消防関係法令(5問)

試験時間75分(30分から退室可能)で、各科目60%以上の正答率で合格です。この筆記試験に合格した人のみが、お昼休憩を挟んで、午後の実技試験へと進めます。

②実技試験:集合方式

試験時間15分で、全3問の実技試験。

  1. 災害発生時の自衛消防活動に関すること
  2. 消防設備、警報設備、避難設備等の維持管理及び取扱いに関すること
  3. 応急救護要領に関すること

「実技」と呼ばれていますが、机に座って筆記による記述試験です。設問についての正しい操作手順や、行動手順について文章で記述解答します。

③実技試験:個別方式

試験時間5分程度、全2問の実技試験です。

個別に1人ずつ呼び出され、試験管とマンツーマンで実際の機器を操作する試験です。出題される問題に対して「行動」で回答します。問題としては、「消火栓設備の使用手順」「非常放送の操作手順」など行動で解答するものと、モニターに映し出した写真に対して「これは何でどんな役割がありますか?」と写真解答の問題があります。

この実技試験が終わった人から帰宅できます。

たむ

この「③実技試験:個別方式」は受験番号の順番に行います。1人ずつの試験で時間がかかるため、早く帰りたい人は受験番号は若い番号を狙って申込むことをおすすめします。

公式HP:出題範囲と合格基準 | 東京消防庁

前日の1日だけで合格した勉強方法

バナー(勉強方法)

先に「防災センター要員」を受講しよう

本ブログで紹介する勉強方法は、「防災センター要員講習」を受講済みであることが前提となります。自衛消防技術認定と同様に、都内ビルメンであれば必須資格となります。どうせ、受講するのであれば「自衛消防技術試験の事前講習」のつもりで先に受講すると効率が良いです。

試験勉強は、すでに防災センター要員を受講済の方なら「1〜3日でなんとかなる」、「1〜2週間で落ちることはない」、「1ヶ月もあれば完璧」に合格できるようなレベル感です。

ビルメン経験が浅く、どうしても不安な場合は「自衛消防技術試験受験準備講習会」という試験対策の事前講習会もあります。会社が費用負担してくれる場合は、心置きなく受講してください。

ちなみに「上級救命講習」も受講していると、さらに合格率は上がります

受験を申し込もう

試験日に対して、申込み締切が2ヶ月以上前となっているので早めの受験計画を立ててください。

受験番号は申込順です。「空席状況」を確認して、すでに申込数が多かったり、または定員ギリギリになっている試験日に申し込んでしまうと受験番号が大きい番号になってしまいます。なるべく、空席が100以上は残っている日程に申し込んで若い番号を狙うことをおすすめします。

希望日の申請開始日0:00に申込みをするくらいの気持ちが大切です

参考書を用意しよう

自衛消防技術試験問題集

自衛消防技術試験に関しては、市販のテキストはありませんので、公式テキスト3種(東京防災救急協会)を購入して勉強することになります。

消防技術試験講習場(神田)を含めた一部の防災館等の売店で購入するか、公式HPより購入してください。Amazonでも同じテキストが出品されていますが、かなり割高な価格なので、公式以外での購入はおすすめしません。

私は、この中より「問題集」の1冊のみを購入して勉強しました。もとより、勉強時間を数日しか取らないのであれば、他のテキストを読んでいる時間はないと思います。短期間で合格を狙うなら問題集だけで十分だと感じました。

防災センター要員を受講済みの方は、問題集の1冊で十分です

公式HP:窓口販売について

学習① 筆記試験

筆記試験は、ほとんど問題集からの出題だったので、数日の暗記周回だけで合格点は狙えます。ビルメン経験があって防災センター要員を受講済みの私は、問題集を1周だけ問いて終わりました。

1日という縛りもありますが、それでも1回解けばなんとなく頭に定着するようなレベル感です。2日かけて2周、3日かけて3周、という感じで3周も周回すれば十分に仕上がると思います。

防災センター要員を受講済みビルメンは、1周で十分な手応えを感じます

学習② 集合問題

筆記試験と同様に、1周すればそれなりに定着するようなレベル感です。問題の種類は少ないですが、記述方式なので「誤字」が採点にどれほどの影響が出るのか不明です。漢字も覚えるという意味で、不安なら2〜3周ほど周回すれば確実かと思います。

やはり防災センター要員を受講済みビルメンなら苦労しないと思います

学習③ 実技試験

問題集の中に、実技試験の問題と解答が記載されているので、操作手順などの流れを暗記すれば合格可能です。ただし、文章のみの操作手順になるので、実際の機器の写真を確認しておかないと本番で戸惑う可能性があるので注意です。

Youtubeに参考になる動画が多々あるので、検索をして一度確認することをおすすめします。私がお世話になったのは、Fresh Cream Factory / 生クリーム工房さんの動画です。

館内放送の問題は、手順だけでなく「セリフ」も覚えよう

試験当日のエピソード

立川防災館

私が受験した時期は、家から近い神田消防署がちょうど改装工事中で試験を行っていませんでした。けっこう遠方になる立川でしか受験できない状況でしたが、会社が交通費を出してくれるし、試験日は日勤扱いになるので気にせず立川まで足を運びました。

【午前】筆記試験について

午前の筆記試験は、問題集からそのまま問題が出題されている印象でスラスラ解答できました。公式の「問題集」の1冊だけでどうにでもなるレベルだと感じます。

試験時間75分に対して、多くの受験者が30分経過後にぞろぞろと退室していく中、私も合わせて退室。12:00の合格発表まで2時間ほど、立川防災館の近辺に行く場所もなければ、館内に座れる場所も少ないのでイス取りゲームみたいな状況になってました。秋葉原だったら暇つぶしはいくらでもできるので、試験会場の格差を感じます。

合格発表の12:00に教室へ戻り、モニターに受験番号があることを確認したら昼飯へと出かけます。向かいにある役所にコンビニがあったので食事購入した。

【午後】実技試験:集合方式について

座席に戻り、モニターで消えている受験番号を数えると不合格者は21名。最初から欠席していた可能性もありますが、不合格者はいたようです。最終受験番号は140番なので、残り約120名となります。

午後の「実技試験:集合方式」で、私のときに出題された3問。

  1. 2つの要請(119番通報、AED準備)、傷病者の呼吸確認、AED使用停止のタイミングについて
  2. スプリンクラー停止手順
  3. 傷病者発見時の手順(語群選択)

前日の1日しか勉強していないので、少しリサーチ不足な部分もありました。3問目がまさかの語群選択とは知らずに、自分の記憶から穴埋め記述をしていました。途中で語群から選択できることを知って書き直したという失態があります。皆さん注意してくださいね。

個別試験の待機時間について

受験者120名は受験番号の若い順に4グループ(A〜D)へ分けられます。まずはAグループから試験室へ移動します。試験が終わり次第、そのまま帰宅するので荷物はまとめます。

Bグループだった私は、教室で待機。そして、この待機時間は、スマホ・テキスト使用禁止、私語禁止、トイレや飲み物は申告制という厳しい時間となります。「特殊な電波で監視しているからスマホの使用はバレます。」とのことでしたが、なんか嘘っぽい感じに聞こえました。

40分ほど待機したところでBグループが移動開始。一応、移動前にトイレタイムを挟み、試験室へ移動すると、Aグループが残り数名ほど待機している状況で、結果的に1グループが終わるのに約50分かかりました。

つまり、最後のDグループは150分は待機することになり、さらにDグループの最後の方の受験者は最終的に3時間以上も待機するハメになるわけです。受験番号は本当に重要ポイント。

ちなみに、試験室では全4ブースが用意されており、4名まで同時受験している状況です。それでも1グループ50分程度かかる試験です。

実技試験:個別方式について

この「実技試験:個別方式」は全2問のはずですが、私のときは全4問が出題されましたが、どういうことでしょうか。

  1. 実技問題①→緊急地震速報に伴う館内放送
  2. 写真問題①→消火ポンプの起動を確認する方法
  3. 写真問題②→発信機ジャックの役割について
  4. 実技問題②→屋内消火栓設備の使用手順

もしかすると写真問題はノーカウントなのかもしれません。モニターで写真を見せられて「これは何で、何の役割がありますか?」と聞かれる問題です。

1問目は、「緊急地震速報を受信したので館内放送をしてください。」との問題。問題集に記載されていたセリフをそのまま真似して放送をしました。試験用の放送設備が見慣れないものだったので、ボタンを探すのに少し手間取りました。

2問目は、「屋内消火栓設備を放水するので操作をお願いします。」という問題。試験管がホース担当をするので、私が消火栓ポンプ起動、バルブ解放をするという手順でした。

放水操作だけなので、これで終わりです。この個別方式試験はだいたい5〜10分程度で、14:00過ぎくらいには帰宅できました。受験番号はなるべく若い番号になるように申し込みましょう。

まとめ

バナー(まとめ)

前日の学習だけで合格できた勉強方法の紹介でしたが参考になれば幸いです。

この試験でもっとも注意すべき点は「受験番号」です。とにかく待機時間が長く、スマホも触れないので試験よりも苦痛です。それを踏まえて申し込みをすることを推奨します。

ちなみに、自衛消防技術認定・防災センター要員・上級救命講習の3つを合わせて、「警備の三種の神器」や、「警備の3点セット」などと呼ばれているそうです。

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