筋トレ初心者でも気軽にトレーニングを始められるような予算1万円以下で揃えられるトレーニング器具を紹介します。筋トレ初心者の私の選ぶ『三種の神器』です。
とくに器具無しで筋トレスタートしようとするとモチベーションが続かなかったりしますが、基礎的な筋トレを効率よくスタートさせるためトレーニング器具を揃えておくと捗りますよ。
6,000円以下で揃う筋トレ三種の神器
私が選んだ「最初に揃えておきたいかな」と思う筋トレの器具(三種の神器)を紹介します。意外と安い器具で6,000円前後で3つ揃えられたりするのでおすすめします。
プッシュアップバー
初心者が筋トレを始める場合まだダンベル等は必要ありません。まずは自重(自分の体重)を利用することでトレーニングできます。
プッシュアップバーを使用することで通常の「腕立て伏せ」よりも高負荷をかけることができ効率よく筋肉を付けられます。上体を手の位置よりも深く下ろせることで高負荷がかかりより多くの範囲の筋肉に刺激を与えられる。
「腕立て伏せ」と言っても手の置く位置を広げたり狭めたりすることで鍛えられる筋肉を選べます。腕立て伏せでは腕や肩だけでなく胸筋や腹筋も鍛えられるので正しい姿勢で行えば体幹部分をがっつり強化できます。
床に手をついた通常の腕立て伏せよりもプッシュアップバーを使用した腕立て伏せの方がモチベーションを持続できると思うのでおすすめです。
プッシュアップバーは予算1,000〜2,000円で手に入ります。
腹筋ローラー
効率よく腹筋を鍛えることができるのが腹筋ローラー。見たままの使い方です。
腹筋ローラーというネーミングだけど腕立て伏せのような姿勢で行うトレーニングなので腹筋だけでなく腕や体幹部分も鍛えられる。(腹筋を重点に)慣れないうちは膝を着いた「膝コロ」でトレーニングすればいいので初心者や女性でもおすすめ。
腹筋というと「上体起こし」で鍛える方法もありますが腹筋ローラーを使用する方が鍛えられる筋肉が多く効率が良く、やはり器具を使用することによってモチベーションを持続しやすい。
1つ付け加えると、腹筋を鍛えたからとお腹が割れるとは限りません。お腹に脂肪がある場合はその脂肪の下で筋肉が強化されていくだけです。シックスパックにしたい場合は有酸素運動(ジョギング等)も行ってお腹の脂肪を落としましょう。
腹筋ローラーは予算1,000〜2,000円で手に入ります。
昇降ステップ台
足腰を効率よく鍛えるのが踏み台昇降運動。
大きく分けて2パターンのトレーニング方法があります。1つは有酸素運動。雨の日でジョギングができない日などは踏み台による昇降運動で有酸素運動ができます。
2つ目は前傾スクワットによる筋トレです。登山に必要な筋肉を鍛えることができる。ザック等の荷物を背負うことで負荷をコントロールでき片足ずつゆっくり昇降運動をするもの。
階段でも代用できますが専用ステップがあれば好きな場所でトレーニングできます。
予算2,000〜3,000円で手に入ります。
筋トレのポイント
回数よりも負荷
筋トレは基本的に『回数よりも負荷』が大切です。
「腕立て伏せ100回できる!」と言ってもなんのトレーニングにもなっていません。100回もできてしまうということは何も負荷がかかっていないわけです。(100回もできる動作はどちらかというと有酸素運動になっているかも)
そこは『10回しかできない腕立て』を心がけたいところ。1回を10秒以上かけてゆっくり行うことで10回目には相当キツくなっているはず。それくらいの負荷をかけないと筋トレにはならない。
筋肉痛は超回復中の合図
筋肉痛というのは筋肉が『超回復』している合図。筋トレをして負荷のかかった部位は「負荷に絶えられる筋肉を増強している期間」なのでけして悪い状態ではありません。筋肉痛がするということはしっかりと筋トレができた証です。
筋肉痛で休養しているタイミングでもプロテインなどでタンパク質を効率よく摂取して筋肉増強の補助をしましょう。筋肉痛の間は筋肉増強のフィーバータイムだと思って下さい。
そもそも筋肉痛にならなくては筋トレの意味がないということです。
まとめ
初心者向けの筋トレ器具3つを紹介しましたがどうでしょうか?
6,000円前後で揃ってしまうので敷居は低いし、筋トレも専用器具がある方がモチベーションを持続できます。家で筋トレを始めてみたいと思っている方はぜひ揃えてみてはどうでしょうか。