【認定電気工事従事者】講習後の認定証申請方法|電工2種ユーザー向け

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認定電気工事従事者の認定証交付申請の流れをまとめました。

これから認定講習の受講を計画している方は、用意できそうなものを予め用意しておくと受講後の交付申請までがスムーズに行えるかと思います。

ぜひ当記事が参考にでもなれば幸いです。

もくじ

認定電工の認定証交付申請の手順

認定電気工事従事者の認定証は、いずれか1つの条件に当てはまっていれば交付申請が可能です。

認定証を交付申請できる人
  • 「第二種電気工事士」または「電気主任技術者」の免状を取得していて、認定講習を受講している場合(実務経験は不要)
  • 「第二種電気工事士」または「電気主任技術者」の免状を取得していて、3年以上の実務経験がある場合(認定講習は不要)
  • 「第一種電気工事士」を試験合格しているが免状を取得していない場合

この記事では、①の条件での交付申請手順を解説します。

たむ

とくに電工1を狙っていないビルメンは、とりあえず認定電工を取得しておいて損はないかと思います。電工2があれば講習を受講するだけで取得できますよ。

認定証交付の条件を満たそう

「第二種電気工事士」を取得している方は、まず認定講習を申し込んで受講しましょう。講習は1日だけで、午前10時〜午後5時の7時間だけです。

認定講習の申込みはこちら

昼休憩や小休憩を挟むので、拘束時間は実際には6時間もありません。

すべての講習が終了すると講習修了証(写真1枚目)と資格証明証(写真2枚目)が配布されます。この2つが認定証交付申請に必要で、当日に配布される認定講習テキストに付属する認定証交付申請書も使用します。

遅刻や途中退出などせずに、最初から最後まで席に座っていれば貰えます。試験や小テスト的などはないので、本当に話を聞いているだけで終了する内容です。

たむ

目立たない席の人は、明らかに別の資格勉強をしていました。

講習当日に入手するもの
  • 認定証交付申請書(講習テキスト)
  • 認定申請書(講習テキスト)
  • 講習修了証(講習後に配布)
  • 資格証明証(講習後に配布)

講習当日の様子はこちら!

交付申請書を準備しよう

講習当日に配布された「認定講習テキスト」は持ち帰ることができます。

テキストの中に認定証交付申請書があるので切り取って使用しましょう。万が一、破損や紛失した場合は公式HPから様式をダウンロードができます。どちらでも申請可能のようです。

認定証交付申請書(PDF)ダウンロードはこちら(関東東北産業保安監督部東北支部)

残りの必要なものを揃えよう

講習当日に入手した書類以外にも自分で用意するものが多々あります。

認定講習なのか実務経験なのかで必要書類が異なりますので注意してくださいね。あくまでも当記事では「認定講習」を受講する条件での認定証交付申請の手順を紹介しています。

他に準備するものリスト
  • 住民票の写し(発行3ヶ月以内)
  • 第二種電気工事士免状の写し
  • 収入印紙(4,700円分)
  • 証明写真 2枚(縦4cm×横3cm)
  • 返信用封筒※切手不要
  • 送付用封筒※各書類が入るサイズ

証明写真(縦4cm×横3cm)を2枚用意します。サイズ指定があるので注意です。

私は講習の受講票に貼った証明写真の余りを使用しました。

封筒は100円ショップ(ダイソーなど)で購入。返信用は免状(よくあるカードサイズ)が入るサイズなら大丈夫なので、長型3号くらいで十分だと思います。

※返信用封筒には、郵便番号・郵送先住所・氏名を記入しておき、切手は不要です。

左から収入印紙、住民票の写し、第二種電気工事士免状の写しの3点。

交付手数料の「収入印紙(4,700円分)」は郵便局、またはコンビニで購入しましょう。「住民票の写し」「第二種電気工事士の写し」の準備もコンビニで24時間対応しています。

たむ

コンビニへ行けば1回で揃えられるよ!

必要書類を郵送しよう

ここまでに揃えた書類をすべて郵送用封筒へ同封して郵送します。

「講習だけで取得可能」と言葉だけでは簡単に取得できそうですが、準備するものが多くて免状交付までは地味に面倒でした。交付手数料だけじゃなく住民票・コピー・証明写真なども出費がかさみます。

必要なものリスト
  • 認定証交付申請書(講習テキスト)
  • 認定申請書(講習テキスト)
  • 講習修了証(講習当日に配布)
  • 資格証明証(講習当日に配布)
  • 住民票の写し(発行3ヶ月以内)
  • 第二種電気工事士免状の写し
  • 収入印紙(4,700円分)※添付
  • 証明写真 2枚(縦4cm×横3cm)
  • 返信用封筒※切手不要
  • 送付用封筒※各書類が入るサイズ

送付先は各地域を管轄する「産業保安監督部」の支部へ送付します。認定講習を受講した地域とは違う地域の支部でも問題なく交付申請できました。

※郵便局から簡易書留で郵送します。
※支部への持ち込みでの申請も可能です。

郵送が完了したら免状が返送されるのを待ちましょう。

各地域を管轄する産業保安監督部はこちら

認定証はいつ届く?

認定電気工事従事者の認定証は他の資格免状と違って交付までが早いようで、最短2〜3日で届くこともあるようです。長く見ても1ヶ月以内には届くかと思います。

私のところには郵送からちょうど2週間で届きました。

届いた認定証を確認しよう

さて、到着した認定証は、写真付きの立派なカードタイプです。

ちゃんと物として残るので資格の1つとしてコレクション要素があります。電工2を持っていれば講習だけで取得できるのでゲットしてみてはどうでしょうか。

たむ

どこぞのラミネート加工のチープな免状とは違いますね。

まとめ

認定電気工事従事者の認定証の交付手順でした。

講習のみで入手できますが、揃える必要書類が多かったり、書類の発行や手数料にけっこう費用がかかります。講習の受講料も馬鹿になりません。

その割に資格手当も発生するような資格ではないですが、1つでも多く履歴書の資格項目を埋めたい方にはおすすします。試験無しで資格欄を1項目増やせますよ。

転職を考えているビルメンの参考にでもなれば幸いです。

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