こんにちは。
PayPalにおいて支払いを受け取るためにはアカウントのアップグレードが必要になりますが、そのためには本人確認手続きをしないとアップグレードができません。
そしてこの本人確認手続きが少し面倒だったりします。
身分証明証とアカウント名が一致せずに本人確認が通らずに躓いてしまう人もいるはずです。
私がそれだったので、解決するまでの流れをまとめました。
運転免許証でPayPalの本人確認をする方法
紹介するのは『アカウント名がローマ字』だけど『運転免許証で本人確認手続きをしたい』という人向けの方法です。
アカウント名と身分証明証の名前が一致しないといけない
私はPayPalではローマ字表記のアカウント名で登録していました。(海外との取引をする場合ローマ字表記のじゃないと不便なことがあるため。)
例:TARO YAMADA
このようにアカウント名をローマ字表記で登録している場合、本人確認のために提出する書類の名前もローマ字表記でないといけません。
運転免許証での本人確認が行えないため、気がつかずに運転免許証のコピーを提出してしまうと本人確認に通らずに「あれ?なんで?」と思うかもしれません。
本人確認手続きには『登録しているアカウント名と一致する名前表記の身分証明証が必要』なのです。
つまりこのケースでは本人確認の書類にはパスポートが必要になるので注意して下さい。
私は恥ずかしながらパスポートは所有していません。
さて、困りました。
一時的に名前を日本語に変更する
そこで私は運転免許証で本人確認を行うために一時的にアカウント名を日本語へと変更することにしました。
アカウント名が日本語であれば運転免許証で本人確認が通ります。本人確認手続きが完了したら再びローマ字表記へと戻すという手順です。
ただし、PayPalでのアカウント名は自由に変更できない仕様です。
名前の変更をするだけでも本人確認の書類を提出する必要がありいちいち面倒くさいです。簡単にはいかない。

名前変更の流れ
▲マイページから名前横にある『更新』を選択する。

名前変更の流れ
▲名前のローマ字→日本語の変更の場合は3文字以上の変更になるので『名前の更新』を選択する。2文字以下の『誤字の修正』や『戸籍上の名前の変更』なども可能である。

名前変更の流れ
▲ローマ字→日本語などの変更の場合は『個人名の変更(登録時の間違い、誤字脱字の修正、日本語表記から英語表記への変更など)』を選択する。

名前変更の流れ
▲ローマ字→日本語への変更は3文字以上なので『いいえ』を選択する。

名前変更の流れ
▲名前変更の請求を処理するために現在有効である写真入りの身分証明証のコピーを提出する。この場合は運転免許証を提出します。
身分証明証の提出はコピー画像をアップロードするだけなので簡単です。提出からしばらくすると変更請求が処理されて名前が日本語表記へと変更されていると思います。
これ以上の入力作業などはなかったので、提出した書類に表記された名前に変更してくれていることになる。
私の場合は夜に書類提出をして翌朝に見てみると名前が変更されていました。何日もかかるような作業ではないようです。
これで名前の日本語表記への変更が終わりました。一晩くらいかかりました。
本人確認の手続きを行う
アカウント名が日本語表記へと変更できたところでさっそく運転免許証で本人確認手続きを行ってプレミアムアカウントまたはビジネスアカウントへとアップグレードします。
本人確認手続き(個人アカウント)|サポート-PayPal(ペイパル)
手順などは公式サイトに詳細が記載されています。
ここでの本人確認手続きにてもう一度運転免許証のコピー画像を提出することになります。
提出が済むと本人確認の審査に数日かかります。公式サイトでは「書類提出から1週間〜4週間」とされています。(私の場合は書類提出から1日で審査完了の通知メールが来ました。)
審査完了して通知メールが着たらあとは暗証番号記載のハガキを待つだけです。郵送されてくるハガキに記載された暗証番号を入力すれば本人確認手続きが完了します。(通知メールから3日後に到着。)
本人確認手続きは4日間で完了しました。
名前をローマ字へと戻す
本人確認手続きが完了したのですでに支払いの受け取りなどが行なえますが、やはり「海外との取引」のために名前をローマ字表記へと変更したいですよね。
再び名前の変更をする必要がありますが、やはりアカウント名は自由に変更できるものではありません。少しだけ手間がかかります。
しかし日本語→ローマ字へと変更する場合は本人確認などの必要はありませんでした。
名前をローマ字表記へ変更する方法は別記事にて詳細をまとめていますので参考までにどうぞ。

簡単にまとめると、問い合わせメールで「名前をローマ字にしてくださーい」と送るだけで数時間で変更対応をしてもらえるということです。
まとめ
これにてパスポートを所有していない私が運転免許証を使用して本人確認手続きをした流れです。一時的に日本語表記にしていたアカウント名もローマ字表記に戻せました。
流れをまとめると、
- 名前を日本語に変更(運転免許証の提出)
- 本人確認手続き(運転免許証の提出)
- 審査待ち
- ハガキの郵送待ち
- ハガキの暗証番号を入力して本人確認手続き完了
- ローマ字への名前変更を問い合わせメールで要望
- 数時間後にはローマ字表記に戻っている
こんな流れでした。
紹介したのは『アカウント名がローマ字』だけど『運転免許証で本人確認手続きをしたい』という人向けの方法でした。
参考にでもなれば幸いです。