独立系から系列系へ転職したメリット10選!ビルメン転職

当サイトは広告リンクを含みます。

収入アップを目指す独立系ビルメンの方、

これからビルメン入社を目指す方、

系列系ビルメン会社に興味がありませんか?

独立系から系列系へと転職すれば大幅な収入アップが見込めますが、その反面「激務だ」「仕事量が増加する」など不安になる噂を聞いたことがあると思います。

この記事では、独立系ビルメンから系列系ビルメンへと転職した私が、実際に従事した上で良かったところをまとめました。これからビルメン転職を考えている方の参考にでもなれば幸いです。

この記事で分かること
  • 系列系ビルメンは「給料が高い」って本当?
  • 系列系ビルメンになるメリットは?
  • 系列系への転職が向いていない人の特徴は?

基本的に、独立系でも系列系でも1つ言えることは、

楽かどうかは現場ガチャ次第だということです。

今の大手系列系ビルメン会社ではマッタリ現場・激務現場ともに確認できています。独立系の方がマッタリ現場が多いかと思いますが、系列系でもアタリを引けば高待遇ながらマッタリなビルメンライフを送れることでしょう。

「イマイチだったこと」もまとめているので、よかったらチェックしてみてください。

独立系ビルメンが大手系列系へ転職してイマイチだったこと

\ビルメン転職におすすめ!/

私はdodaエージェントサービスで上位系列系ビルメン会社へ転職成功しています。dodaでは便利な専用アプリがあり、豊富な求人数、非公開求人の紹介、履歴書の添削、企業へのアポ取り、面接辞退や内定辞退の気まずい連絡、給与の交渉もすべてエージェント担当者が代行してくれます。書類選考の通過率が非常に高いのが特徴です。業界最大級の求人数と豊富な非公開求人!/転職エージェントならdoda

もくじ

大手系列系の良かったことベスト10

独立系から系列系へ転職して良かったことを、ざっくりと10個まとめました。

  • 年収が大幅アップした
  • 充実した資格手当
  • ちゃんと時間外手当がつく
  • 安心の既婚率の高さ
  • 昇給、出世を現実的に目指せる
  • 現場異動など融通が利く
  • 系列系の安定感
  • 独立系ほどのヤバい人が少ない
  • 小さな作業まで業者任せ
  • 全体的に若くて面倒な高齢者がいない

大幅な収入アップ

多くのビルメンが一番気になる収入面。

私の場合は、地方独立系の頃よりも年120万以上の大幅アップをしました。

系列系はやたらと手当が充実している。

1分単位で付けられる時間外手当、仮眠時間を削ったり残業したりトラブル対応で長引いた分はちゃんと時間外手当が付けられます。働いた分の賃金が貰えるって当たり前のことなんだけど、なぜか感動しました。

ちゃんと宿直手当が付くし、仮眠時間を削っての深夜対応があれば時間外+深夜手当が付きます。(深夜手当は22時から)そこへ賞与がちゃんと出るところは神かと思いました。

その代わり仕事量は増えますが、増えた分のお給料はちゃんと貰えていると思います。

独立系ビルメンの頃は…
  • 時間外手当は「みなし残業」のようなシステムで一定時間を超えないと発生しなかった。
  • 賞与はガソリン代1回で速攻消えてしまうレベル。
  • 深夜手当は23時から0時の1時間だけ。
  • 仮眠時間を削って深夜対応をしても時間外手当も深夜手当も発生しない。

充実した資格手当

貰える資格手当には上限があるけど、対象資格が豊富なので収入アップのための資格取得のモチベーションとなります。4点セット+三種の神器を揃えれば上限に達するけど、そこまで揃えてる人が少ないので上限はないようなものです。

今の私でも資格手当は2万超えていますが、上限にはまだまだ届きません。細かな資格を取りつつ電験三種を取得して資格手当カンストを目指したいところですね。

消防設備士に関しては1〜7類までそれぞれ手当が付くことに驚きました。しかし講習が切れていると駄目なのでさっそく講習を受講しました。もちろん講習代(5年に1回)を回収してちゃんと黒字になる金額設定です。

講習費用、受験費用、交通費なども出してくれます。

資格手当の貰えるビルメン資格まとめ【個人調べ】

独立系ビルメンの頃は…
  • 資格手当が発生するのは電験やビル管のような上位資格のみ。
  • 唯一の対象だった電工2の資格手当は1円も貰ったことがない。
  • 資格受験はすべて自腹、合格祝い金なし。

大手系列系の安心感

大手系列系の安心感の理由としては、充実した福利厚生や昇給チャンスがあること。階級がけっこう細かく設定されているので、少なからず「頑張り」は昇給に繋がります。

系列系における収入面での安心感は噂通りだなと思います。そのおかげか既婚率が高く、独立系の頃と独身率が逆転しています。現場内だけで見たら既婚率8割は超えています。

とあるビルメン現場の既婚率まとめ【ビルメンの収入でも結婚できる?】

既婚率が上がると家庭の事情で土日祝を休みたがる人も増えますが、休日や有給の希望日はけっこう融通が聞きます。独立系の頃はなかなか希望を出しづらい状況でしたね。

独立系ビルメンの頃は…
  • 内定時の雇用情報よりも少ない基本給だった。
  • 入社3ヶ月は試用期間だと言っていたけど基本給はずっと変わらず。
  • 50代以下の同僚は9割独身だった(60代だけ既婚者多い)

現場異動はそこそこ融通が効く

配属された現場の業務が合わなければ異動の相談ができます。同じ会社でも現場によって激務現場、暇な現場、宿直のない現場、残業多めの現場など様々です。転職を繰り返すいわゆる「渡り鳥ビルメン」にならなくても、1つの会社内で現場ガチャを回すことができます。(これくらいなら独立系でも融通は効くかと思いますけど)

実際に入社から数ヶ月で人事異動する人を何人か見ました。事務作業(PC作業)についていけずに異動をしていった同僚もいました。

ちゃんと対応してくれるのは良いことなんだけど、残されたメンバーとしては「このタイミングで?」っていう時期に異動が行われて業務負担が大きくなるんですよね。新しく人を増やしたところでゼロから仕事を教えなくてはいけないので…

移動する本人はプラスですが、残されたメンバーとしては異動が多い現場はむしろマイナスポイントかもしれない。

独立系ビルメンの頃は…
  • 体力・能力的に厳しい高齢者が楽な現場に固定されがち。
  • 若手は「経験のため」と激務現場に配属。

おかしな人が少ない

私は転職にあたり、複数の系列系ビルメン会社の内定を貰いましたが、どの会社も共通して書類選考・一次面接・適性検査・二次面接という手順を踏んできました。内定までのハードルは決して低くはないため「おかしな人」は弾かれやすいです。

おかしな人がいるとビルメン同士の衝突が起きたり、それに巻き込まれないための対応方法など、仕事以上に気を使うので精神的に疲れます。

基本的に “独立系あるある” であろう「癖の強い年配ビルメン」がいません。そもそも系列系にもなると中高齢者の中途採用が少ないです。所長候補などはアリですけど。

なので全体的に年齢層が若く、まともなビルメンが多いです。(新卒ビルメンが多い)

部署や現場ごとにおける所長の派閥みたいな面倒な人間関係はあるけど、同じ“面倒”でも独立系にいたような「おかしな人」とはベクトルが全然違います。系列系は仕事ができる人同士の面倒なイザコザでしょうかね。

独立系ビルメンの頃は…
  • 応募があれば「歩けて喋れれば即採用」でとりあえず現場へ配属して様子見。(高齢者が入ってきては脚立を登れずに辞めていったりした)
  • 癖の強いビルメンがとにかく多いのが独立系あるある。

小さな作業まで業者任せ

空調機の点検清掃、フィルター清掃や中性能フィルターの交換、照明ユニット交換など面倒な作業はすべて業者が行うようになったのが楽になったポイント。

月次点検で見つけた不具合箇所の部品交換など、基本的には業者対応になっています。トイレが詰まれば清掃員へ依頼するのでビルメンは汚れません。便座交換、減圧弁逃し弁の交換のようなものでも業者対応です。

自分たちで交換するのは管球交換、パッキンなど簡単に交換できる小さな部品等だけ。一番大きな作業でもVベルト交換くらいです。系列系に転職してからローポンプ、掃除機、高圧洗浄機なんて触ったことがありません。

不具合設備がテナント資産だった場合は、報告書だけ作ってテナントか管理会社へ丸投げしたり。大手系列系はお金に余裕があるためか、業者依頼が多いので身体的な負担が少ないです。

ただしビルメンとしての技術・知識が失われていくような気がしてスッキリしません。もう少し設備を触りたい気持ちがありますが、そうも言っていられないくらい事務作業に追われるのが系列系です。

事務作業が得意な方には系列系はおすすめです。(いわゆるPM業務)

独立系ビルメンの頃は…
  • 基本的に自分たちで部品交換から修繕作業を行う。
  • 屋外で高圧洗浄機を使って洗浄するときは、夏は汗だく、冬は凍えながらの作業。
  • 入札で急遽とれた現場の空調機清掃点検へ駆り出されることがある。(宿直明けにマイカーに清掃道具一式を積んで、ガソリン代は自腹、昼飯代も自腹で外現場へ行っていた)

独立系ビルメン会社の良いところまとめ

全てにおいて系列系が良いわけではないのは当然で、系列系でも働いていれば不満も出てきます。改めて独立系の方が良かったなと思う長所も見つかります。

独立系ビルメンの良かったところ
  • 資格の勉強時間をたっぷり取れる
  • 周りも意識が低いのでマッタリできる
  • なんやかんや現場仕事を覚えられる
  • 責任のある仕事は少ない

我々下っ端ビルメンは点検や修繕作業をこなしながらトラブル対応をする。なんやかんや設備を触ることが多いのでビルメンとしての能力は上がるし、待機時間が多いので資格勉強が捗りました。

周りのビルメンも意識が低いので、待機時間は資格勉強・スマホゲーム・ネットサーフィンをしていての誰も文句を言わない現場でした。給料が給料なので、余計なことにエネルギーを消費したくないのが本音。まともに時間外手当を出さないのに仮眠時間を削ったり、残業なんてやる気が出ません。

資格を揃えきるまでは独立系にいた方が良かったと後悔している部分もあります。系列系で収入は増えても、事務作業に追われて資格勉強なんてしている余裕がなくなってしまいました。

メンタル的にのんびりしたい方、給料安くても良いからダラケたい人、系列系へのステップアップの過程として資格取得の期間にしたい人などには独立系ビルメンはおすすめです。

私は2年我慢してビル管を取得したら速攻で転職しました。(正直なところ、電験三種まで揃えてから系列系へ転職したほうがいいです。)

まとめ

系列系ビルメン会社へ入社して分かったのは「噂通り」だということ。

仕事量(事務作業)は増えるが、収入面も圧倒的に増えます。

  • 独立系 = 収入は少ない、のんびり待機できる
  • 系列系 = 仕事量が増える、収入大幅アップ

自分にとって何が必要か考えて選ぶといいと思います。

家庭を持っていたり、貯金を考えるのであれば絶対に大手系列系がおすすめ。

しかし系列系に入ると仕事量が増えて勉強する余裕がなくなる可能性が高いです。独立系で資格を一通り揃えてから系列系へ転職することをおすすめします。この流れがビルメン収入アップ王道ルートではないでしょうか。

大手系列系ビルメンへの転職が気になる方の参考になりましたか?

実際には独立系・系列系ともに一長一短かと思います。

自分の生活スタイルに合うビルメン会社を選びましょうね。

こちらもオススメ!

\ビルメン転職におすすめ!/

私はdodaエージェントサービスで上位系列系ビルメン会社へ転職成功しています。dodaでは便利な専用アプリがあり、豊富な求人数、非公開求人の紹介、履歴書の添削、企業へのアポ取り、面接辞退や内定辞退の気まずい連絡、給与の交渉もすべてエージェント担当者が代行してくれます。書類選考の通過率が非常に高いのが特徴です。業界最大級の求人数と豊富な非公開求人!/転職エージェントならdoda

ビルメン転職におすすめ !/

もくじ