ビルメンへの転職を目指す私がビルメン4点セットの2級ボイラー技士の取得のために行動を始めた際の記録です。
試験を管理する「公益財団法人 安全衛生技術試験協会」はインターネット申請や、申請書類のダウンロード配布などには対応しておらず、正式な申請書類を入手する必要があります。
今回は「受験申請書」の入手方法を紹介します。
申請書類の入手段階ですでに面倒でした。
受験申請書を入手しよう
ボイラー技士試験は基本的にインターネット経由の申込みは非対応で、申請書類(正式用紙)を入手するところから始まります。
- インターネット受験申請
- 申請書類のダウンロード
- 申請書類のインターネット請求
インターネット文化に慣れた我々には面倒な作業だけど免許取得のために頑張りましょう。
私の確認できた入手方法は3つ。
まずは上記のいずれかの方法で申請書類を入手しましょう。
郵送で請求する方法
サイト経由での請求はできませんが、郵送で受験申請書を請求する方法です。
各試験センターや頒布機関まで取りに行く時間のない方は郵送で請求しましょう。
上記一式を同封して各センターへと送付。
外部リンク受験申請書の請求についてはこちら
送付や返送には郵送料金が発生します。
請求部数によって郵送料金(貼り付ける切手)が異なるので注意してください。2部以上になると重量が増えるので料金が高くなります。
部数 | 必要な郵送料金 |
---|---|
1部 | 210円 |
2部 | 250円 |
3〜4部 | 390円 |
5〜10部 | 580円 |
10部以上の請求は各センターへの問い合わせが必要です。
郵送での請求には費用がかかるし、送付から返送までに時間もかかってしまうのがデメリット。急ぎで欲しい場合は自分で頒布機関まで貰いに行きましょう。
頒布機関まで貰いに行く方法
頒布機関まで足を運んで受験申請書を直接受け取りに行く方法です。
受験会場となる各安全衛生技術センター等で無料で手に入ります。
郵送料金をかけたくない方や、急ぎで申請書類が欲しいという方は直接貰いに行く方法をおすすめします。(私も直接貰いに行きました。)
配布されているのは下記の機関です。
- 安全衛生技術センター
- 中央労働災害防止協会
- 労働基準協会連合会
- 日本ボイラ協会
- 日本クレーン協会
- コマツ教習所
地域によって異なりますが、頒布機関は多々あるので最寄りの機関を探しましょう。
静岡在住の私はまず日本ボイラ協会静岡支部へ行きました。
ビル7階に辿り着くも無人の廊下にずらっと並んだ扉、受付もなく扉を勝手に開けていいのか躊躇ってしまい断念。(コミュ障)
行けば置いてあるわけではなく、入室して担当者に訪ねる必要があるようです。
次に労働基準協会まで歩きました。
建物の入り口スペースに関連資料が設置。
「ご自由にお取りください」は正義です。
予備を兼ねて2セット頂きました。
置いてあるだけの労働基準協会が正解だった気がします。
申請書類をゲットするだけでも手間でしたが、インターネットの無かった時代の先人達はこれが当たり前だったんですよね。
地域別の頒布機関については公式HPでチェックしておきましょう。
外部リンク受験申請書 頒布機関一覧(中部)
職業訓練所の先人に貰う
私の通っていた職業訓練での話です。
ビルメンコースでは他の受講生も同じくビルメン資格の取得に励んでいます。
受験をする際に受験申請書を多めに貰ってきて教室に置いていく先輩方がいました。先生がビルメン関連の資料を集めているケースもあります。
今回、手間をかけて入手した2級ボイラー技士の申請書類も置いてありました。(ブログネタのために私は頒布機関まで行きました。)
これが最も手っ取り早く入手できる方法です。
職業訓練生の方は学校内に置いていないか確認してみて下さい。
少し先の話になるけど、
2級ボイラー技士の免許取得には欠かせない「ボイラー実技講習」があり、受講に必要になるテキスト類を職業訓練で借りることが可能でした。
関連記事【2級ボイラー技士】ボイラー実技講習の申込み方法まとめ
ビルメンに関する情報共有ができて楽しかった思い出が蘇ります。
職業訓練所で切磋琢磨した同志たち、先生や先人たちの存在は励みになりますね。
まとめ
街を歩き回って汗を流しながらゲットした受験申請書。
(暖かいのにヒートテックを着込んでいた。)
写真の左が受験申請書で、右は各種免許試験案内です。安全衛生技術試験協会の各免許の試験日程が記載されているので一緒に貰っておきましょう。
これにて受験申請をすることができます。
地味に手間のかかる作業なので受験前に余裕をもって申込みを完了させましょう。