試験合格後のボイラー実技講習申込みガイド丨手続きと注意点

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ボイラー実技講習の申込み

こんにちは。

4月の試験にて2級ボイラー試験に合格することができましたが、ボイラーの実務経験のない私はまだ免許申請ができません。

ボイラーの実務経験のない人が多いくらいだと思いますが、そのような場合「ボイラー実技講習」を受講することで免許申請をすることが可能になります。

ボイラー免許をゲットするべく「ボイラー実技講習」を申し込んだというお話です。

 

ボイラー実技講習の申込み

ちなみに試験の約1週間後にネットにて合格者の発表があり、翌日にはハガキにて免許試験合格通知書が届きました。雨の日に届いたので少しシワシワです(笑)

合格の場合は点数は分かりません。(不合格の場合は記載されている。)

この免許試験合格通知書は免許申請の際に必要なので失くさないように保管しておく必要があります。実技講習などの都合で免許申請が先延ばしになっている方は気をつけたいところ。

不合格の場合でもハガキでの通知書が届き、次回の受験申込みの際に使います。

 

 

もくじ

ボイラー実技講習とは

ボイラー実技講習は、その受講・修了が免許交付要件の一つとして位置付けられる講習です。従前どおり、免許試験の受験前に受講するほか、免許試験に合格した後に受講することもできます。ボイラー取扱などの経験を得る機会のない方は、ボイラー実技講習を受講・修了することにより、二級ボイラー技士免許試験に合格であれば、免許を取得することができます。

一般社団法人日本ボイラ協会 | ボイラー実技講習

 

ようするに免許申請に必要な「実務経験」をこの「ボイラー実技講習」で代替できるというシステムです。ボイラーを触ったことがない方でも実技講習を修了すれば免許を取得できます。

試験合格+実技講習=免許発行

ということです。

「ボイラー実技講習」とは20時間(3日間)の講習です。講習日などは各ボイラ協会によって異なるので、最寄りのボイラ協会へ問い合わせて下さい。

時間は9時頃〜17時までとみっちりと行われます。2日間は座学で、3日目は実際にボイラー設備を触る実技講習となっています。

3日間の講習を遅刻なくしっかりと受講すれば修了証を貰えます。

 

名前が似ていますが「ボイラー実務講習」ではないので注意して下さい。ボイラー実務講習とは小規模ボイラーを取扱うために必要な講習のことです。

 

申込み方法について

例によってボイラー関連はインターネットからの申込みができず、アナログな手段での申込みになるので少し手間です。このあたり改善してもらいたいものです。

申込用紙を手に入れる

まずは申込用紙を手に入れましょう。

まずは各都道府県支部のボイラ協会へ電話して「実技講習に申込みたい」と伝えれば郵送先を聞かれるので、住所を伝えて申込用紙を郵送してもらえます。

最寄りのボイラ協会へと足を運んで申込用紙を直接貰ってもいいです。

ちなみに私の場合は、通っている職業訓練所に申込用紙があるので簡単に入手できました。

 

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ボイラー実技講習の申込み

この申込み用紙に必要事項を記入します。試験に合格済みかどうかの選択項目もあったけど、どういった意図なのかは分かりません。

記入した申込書と料金をいずれかの方法で申込みします。

静岡支部の例です。

  • ボイラ協会へ持参する
  • 現金書留(申込書は同封)
  • 銀行振込(申込書は郵送)

正直なところ「ボイラ協会へ持参する」の1択だと思います。他が面倒すぎるのでボイラ協会へ直接行ってしまうのが1番楽です。行く時間がない、ボイラ協会が遠いという場合は現金書留や銀行振込になります。

当然、私はボイラ協会へと持参したのでその手順の紹介となります。

 

ボイラ協会へ行く前に予約の電話をする

申込書の準備ができたら最寄りのボイラ協会へと電話して、「氏名・電話番号・いつ行くか」を伝えます。(申込書を貰うために電話をしている場合は、その時にすでに話を進めているかと思います。)

この申込みの電話は早めにしておくことをオススメします。

実技講習には定員が限られているからです。

私の受講する講習は90名です。もしも定員オーバーの場合は次回へと先延ばしとなってしまい、試験勉強や免許申請のタイミングが狂ってしまいます。

多分ですが、この電話予約をしておくだけで「仮申込み」という感じで枠をキープできると思います。なので申込みは早めに済ませておくといいでしょう。

 

ボイラ協会へ行って申込み

電話予約にて伝えていた日時にボイラ協会へと訪れました。

ボイラ協会は16時30分までとなっていましたが、私の通っている職業訓練所から10分くらいで行けるので時間に困ることはありませんでした。

15時30分くらいに職業訓練を終えてそのまま帰りに寄りました。

ボイラー技士の受験申請書

ボイラ協会の部屋へと入り、名前を伝えて申込書を出したら手続きを進めてくれました。1人の男性職員が申込書をパソコンに入力している間に、女性職員が料金の支払手続きという感じでした。

この時に受講料+テキスト代を支払います。

  • 受講料 21,600円
  • テキスト① 1,130円
  • テキスト② 1,350円

合計:24,080円

相場や事情などは分かりませんが受講料が高いと感じます。

試験料金や交通費だけでも2万円くらいかかっている気がするけど、まだまだ搾り取られます。また免許申請のときにも費用がかかりますからね。

 

ボイラー実技講習の申込み

高いなーと思いながらも支払いを済ませていると、男性職員さんが受講票を仕上げてくれました。当日はこの受講票を忘れずに持参するようにとのことです。

この時に購入した講習用テキストについては次の項目で紹介します。

 

テキストの購入について

ボイラー実技講習には専用テキスト2冊を用意する必要があります。

申込みの際に職員さんは「受講票とテキストの持参が参加条件」と言っていました。合格済みで消化試合となるような方でもテキストは用意しなくてはいけません。

私も合格済みで本当はテキストなんて要らないのですが購入しました。

 

ボイラー実技講習テキスト

受講料だけでも高いのにテキスト代で出費がかさみます。少し痛いですが、講習が終わればメルなところでカリってしまったり、ヤフなところでオクってしまえば少し還元できます。

 

裏技というか、うちの職業訓練所ではこのテキストが使い回されています。

誰か先人の受講生が置いていったものなのかよく分かりませんが、テキストは講師が貸し出してくれます。「書き込んだり折り目を付けない」という条件ですが。

借りてしまえばテキストを購入する必要はありません。

ボイラ協会の職員さんもそれを知っていたようで「テキストは買う?借りる?ポリテクさんでしょ?」と聞いてきました。

なぜか私が職業訓練生だということを見抜かれていました。先人の受講生も同じような時間帯に電話をして、同じような時間帯に申込みに来ていたのでしょう。

 

ようするにテキストは新品を用意する必要はないようなので、もしも職業訓練所で借りられるようなら借りればいいし、フリマサイトで中古を安く購入するのもいいでしょう。

 

まとめ

こんな流れでボイラー実技講習を申し込んできました。

合格済みの私は消化試合として講習を受けるのでかなり退屈をすると思います。おそらく消防設備のテキストでも持っていって自習しているかも。

受講料が高いので無駄にしたくないですが順番を間違えてしまいましたね。

試験前に実技講習を受けるのが1番良いです。

 

もくじ