危険物乙4の試験結果通知書が届きました。
知識ゼロだった私でも2週間という勉強期間で合格、なおかつ思っていたよりも正解率が高かったことに驚いています。そこそこ勉強すれば誰にでもチャンスがある資格だと思います。
さて、合格通知が届いたら免状交付申請を忘れずに行いましょう。
免状をゲットするまでの手順をまとめました。
試験結果について
結果発表日は試験時に通知済みと思います。
発表日には公式サイト「危険物取扱者試験 |一般財団法人消防試験研究センター」にて合格者の受験番号が公開されるので、当日にスマホやPCから確認ができます。
公式サイト掲示から1〜3日程度すると試験結果通知書(ハガキ)が合否問わず届きます。
私は公式サイト掲示の翌日に届きました。

見開きハガキを開くと合否の確認ができます。
公式サイト掲示で受験番号を確認していても、実際に合格ハガキが手元に届くまでは不安でモヤモヤしますが、これにて合格が確定なので安心してください。
- 試験結果通知書(左)
- 免状交付申請書(右)
見開きハガキは合格通知であり、免状交付申請書も兼ねています。
この見開きハガキを免状交付申請書として切り離さずに使用します。
ちなみに試験結果通知書には試験の“正答率”も記載されています。
- 法令(100%)
- 物理・化学(80%)
- 性質・消火(100%)
知識ゼロから2週間という勉強期間でも正答率は安全圏内でした。
免状交付申請の手順について
申請に必要なものを準備をしましょう。
- 免状交付申請書(見開きハガキ)
- 手数料(収入証紙 2,900円分)
- 免状の返送用封筒
- 返送用切手(404円分)
- 上記書類を郵送する封筒
- ※取得済み免状(初回の場合はなし)
すでに危険物取扱者(他類)の免状を取得済みの場合は、免状を書き換える必要があるため旧免状も同封します。初回の場合は必要ありません。
上記の必要なものを揃えたら消防試験研究センターの各支部へと郵送します。
外部リンク新規免状の交付|免状の交付・書換え等 |一般財団法人消防試験研究センター
免状交付申請書(見開きハガキ)
試験結果通知書として届いた見開きハガキの半分が免状交付申請書です。
これらは切り離さずにそのまま使用します。

見開きハガキの右側の免状交付申請書の必要事項を記入します。
- 申請日
- 申請者名
- 連絡先
記入するのは一部だけで「住所」から下の情報はすでに記載済みです。
手数料(収入証紙 2,900円分)
次にハガキの裏面です。

裏面には収入証紙(2,900円分)を添付します。
この「収入証紙」とは地方自治体が条例に基づいて発行し、自治体に対する租税や手数料などの納付を行うための証票です。
聞き慣れないものですが注意してください。
字面は似ていますが「収入印紙」ではなく「収入証紙」です。
間違えないように収入証紙を準備しましょう。
免状交付申請をする都道府県が発行する収入証紙が必要となります。(私は静岡県での申請なので静岡県の発行する収入証紙を購入しました。)

多くの人は一度は見たことがあると思います。
運転免許証の取得時ですね。
窓口の方が貼り付けていたような気もするけど見た覚えはあるはず。
ということで収入証紙は「運転免許センター」で購入しました。
運転免許センターの収入証紙を売っている窓口で購入が可能です。
- 運転免許センター内
- 警察署(交通安全協会)
- 食品衛生協会
- 計量協会
- 自動車学校
- 職場労働組合連合
上記のような場所で購入できます。
各都道府県で購入できる場所は異なります。
気になったら「○○県 収入証紙 購入場所」などで検索してみてください。都道府県の公式ホームページでも紹介されています。
封筒の準備
書類を入れる「申請用」と、免状を返送してもらう「返送用」の2種類の封筒を準備します。

- 角形3号(申請用)
- 長形3号(返送用)
返送封筒には「長さ14cm~23.5cm、幅9cm~12cmまで」と指定されていますが、免状が入ればいいので長形3号で大丈夫です。
私は大きめの「角形3号」を選びました。
中に同封する返信用封筒を折り曲げたくなかったので大きめサイズを選びましたが、折り曲げても気にしないという方は長形3号で十分です。
申請用の封筒にはサイズ指定はありませんので好みで選んでください。
小さい方が送料も少し安く済むので長形3号がおすすめです。

返送用封筒には予め免状の郵送先の宛名を記入しておきます。
封筒裏面には受験番号を記入するように指定されているので忘れないように。
もちろん免状の返送にも郵送料が必要です。
返送に必要な切手も貼り付けておきます。
返送用の切手(簡易書留 404円分)
切手は合計404円分を用意しましょう。
- 定形郵便物基本料金 → 84円
- 簡易書留手数料 → 320円
免状の返送は簡易書留郵便と指定されています。
しかし404円ピッタリの切手は存在しないため、複数の切手を組み合わせて404円分を揃えます。

私は郵便局窓口の職員に「392円分ください」と言ったらこの2枚の組み合わせを頂きました。
郵便局であれば全種類の切手が揃っているはずなので、枚数の少なくなる組み合わせを選んで用意してもらえるかと思います。
郵便局窓口で「404円分の切手をください」と伝えれば間違いないです。
仕事などで郵便局へ行く時間のない方はコンビニで切手を購入することになります。
しかしコンビニでは取り扱い切手の種類が少なかったり、各コンビニによって取り扱う切手の種類が異なるようなので注意。
コンビニ店員さんによっては404円分の組み合わせを瞬時に選べない可能性もあるので、自分で「○○円を何枚、○○円を何枚」と指定するのがスムーズでいいかもしれませんね。
組み合わせは、
- 320円 + 84円 = 404円
- 210円 + 100円 + 94円 =404円
とか分かりやすいと思うけど、使用頻度の低そうな「210円、320円」などはコンビニの在庫にはない可能性もあります。
できる限りは郵便局での購入をおすすめします。
各支部へ持参、または郵送する
必要なものが揃ったら提出をしましょう。
- 免状交付申請書(記入・収入証紙)
- 免状の返送用封筒(宛名記入・切手)
- ※取得済み免状(初回の場合はなし)
提出方法は2択。
- 消防試験研究センター各支部へ持参
- 郵送する
消防試験研究センターへ持参提出してしまえば送料がかかりません。
交通費や時間を考慮すると郵送がおすすめ。

とくに郵送オプションの指定はされていません。
心配性な私は「簡易書留」で郵送したけど「ポスト投函」でも提出は可能です。
個人情報・合格通知書・収入証紙など大切な書類を取り扱っているので、郵便料金が高くなっても補償の効く「簡易書留」での郵送を選んでおけば無難かと思います。
送付先は受験した各道府県の当センター支部です。
免状が届く
郵送したら免状が届くまで待ちましょう。

私は約2週間ほどで免状が届きました。
ちなみに免状交付申請書には「◯月◯日までに申請すれば◯月◯日に発送予定です」と記載がされています。
少しでも早く免状を手にしたい場合は、合格通知が届いたらすぐに準備をして記載された期限内に申請をしてしまいましょう。
※記載された期限は過ぎていても申請は可能。
まとめ
合格後の免状交付申請についての手順でした。
参考になりましたでしょうか。
切手の準備、収入証紙の購入がやや面倒くさいですが、これさえ乗り切れば念願の免状が交付されますので頑張りましょう。
これにて私の「乙4類危険物取扱者」の取得記録は完結です。